歯根の先端の治療

  • HOME>
  • 歯根の先端の治療

apicoectomy歯根端切除

歯根端切除とは?

歯根端切除とは?

虫歯が進行して神経まで達した場合、根管治療により虫歯菌に汚染された神経・組織を除去し、天然歯の保存をはかるのが一般的です。
ですが、根管治療後、歯の根っこ(歯根)の先端部分から出たばい菌により骨が溶かされ、袋状の膿ができる場合があります。
これを歯根嚢胞と言います。
歯根嚢胞はできた場合、まずは再根管治療を行いますが、それでも改善されない場合には、抜歯が検討されます。
この時、抜歯を回避するもう1つの治療方法として選択されるのが、歯根端切除です。

歯根端切除のメリットは?

歯根端切除を行うことで、抜歯を回避して大切な天然歯を残せる可能性が高くなります。
抜歯後は入れ歯やブリッジで失った歯の機能を補うことになりますが、いくら優れた治療でも天然歯にはかないません。
こうしたかけがえのない天然歯を残すことが可能なのが、歯根端切除の大きなメリットです。

歯根端切除の治療方法は?

まずは歯茎を切開して骨に小さな穴を開けた後、器具を使って嚢胞を摘出します。
そしてばい菌が出ている歯根の先端を数mm切断して、病巣を摘出します。
最後に再発予防のために、歯根の先端の切断面に充填剤を詰めて再感染を防止します。
歯根端切除の手術は1時間から1時間半程度で終わり、入院の必要はなく日帰りで受けられます。
当院では専門的な知識・技術を備えた口腔外科専門医が治療を担当させていただきます。

apicoectomy口腔外科専門医だからこそできる治療

奥歯など部位を問わず治療可能

口腔外科を専門とする歯科医師でなくても、歯根端切除を行うことはできます。
ですが、多くの場合、それは前歯などの見えやすい部位に限られます。
奥歯などの難しい部位に対して治療を行う歯科医師・クリニックは少ないというのが実情です。
一方、口腔外科専門医なら、前歯や奥歯などの部位を問わず、どの歯に対しても歯根端切除を行うことが可能です。

意図的再植といった専門治療にも対応

意図的再植とは、歯根部分に病巣がある場合、いったん意図的に抜歯して、直接患部を治療した後、元の場所に歯を戻す方法です。
再根管治療や歯根端切除では改善が難しい症例では、こちらの方法を検討します。
口腔外科専門医として、こうした専門性の高い治療にも対応しておりますので、歯の根っこの症状がなかなか良くならない、再発を繰り返すというような場合には、お気軽にご相談ください。

close

新型コロナ
ウイルス対策

COVID-19 Measures

CONTACTお問い合わせ

待ち時間軽減のため、
予約優先で診療を行っております

Tel:072-724-5940

診療時間: 09:30~13:00 / 14:00~19:30

予約・お問い合わせはこちら

0727245940

お問い
合わせ